自転車ロードバイクタイヤの空気圧の適正は何bar、psi?
ロードバイクのタイヤ空気圧の適正は?
このような質問をいただいたので回答します。
自転車の場合ママチャリ・MTBなどと比べて、クロス・ロードバイクのタイヤの場合はかなり空気圧が高くなってます。
具体的には「7bar」が基本となります。
タイヤメーカー、自分の体重にもよりますが、7BARを基本としてプラスマイナス1以内で、徐々に調節をしていくイメージです。
なので6~8BARの間におさまるようにすれば、おかしなことになることはありません。
BARとPSIの違い
ロードバイクの空気圧は「bar」「psi」の2パターンの表記があります。
メーカーによって書き方が違ったり、自転車ブログでも人によって、呼び方が違うので覚えておきましょう。
- 6bar=87psi
- 6.5bar=94psi
- 7bar=101psi
- 7.5bar=109psi
- 8bar=116psi
- 8.5bar=123psi
つまり「7bar=約100psi」と覚えておき、プラスマイナス15psiの範囲で調整をすれば「6~8BAR」になります。
空気入れによっては両方の表記があったり、片側しかなかったりするので注意ですね~
空気圧を上下させたらどうなる?
まずロードバイクのタイヤの空気圧を上げたらどうなるか考えましょう。
抵抗が減るので走りは軽くなりますが、グリップが比例して減り、乗り心地も悪くなります。
抵抗が少なくなり走りが軽くなると思って、限界を超えて空気を入れる人がいます。
これをやるとチューブが破裂する可能性がありますし、上げただけ抵抗が減るってもんでもないので、9~10気圧まで入れるのはやりすぎです。
またタイヤによっては、7気圧が限界という銘柄もあります。
逆に空気圧を下げた場合は、抵抗が増えますが、グリップは良くなり、乗り心地も良くなります。
ただメーカーによっては推奨空気圧が6BARどころか、最低ラインが7BARと言うのもあり、下げたくても下げれないことがあります。
まあ誰かに監視されてるわけではないので、自己判断で推奨空気圧よりも少なくすることは出来るのですが…
減らしすぎるとリム打ちパンクをしやすくなるので注意が必要です。
ミシュランPRO4などは、6BARでもOKなので低めにしたい人はタイヤの推奨空気圧をチェックしましょう。
体重によって変える
同じロードバイク、タイヤでも、乗る人の体重が重い場合、そのぶんタイヤが潰れるので空気圧を高めにします。
65キロくらいの人が7BARだとすると、75キロ以上の人は8BARだったり、50キロ台の人は6BARだったりと体重に合わせて調整します。
このあたりを含めて、冒頭で説明した7BARを基準として、プラスマイナス1以内で調節するってことになります。
なのでよく分からないなら7BARにしておけば、おかしいことにはならないので安心して乗ることができます。
細かい調節をする人も
マニアックな世界になりますが、人によっては0.1BAR刻みで
タイヤ空気圧を上下させて、ベストな数値を出す人もいます。
ただ自分の体重が変動すれば、適正空気圧も変わってきますから、0.1刻みまでやることもないかな~と。
プロロード選手とか、アマチュアでもガチでやってる人は、そのくらいやるべきだと思いますが
週末ライダーなら0.5BAR刻みでOKです。
とりあえず初心者で標準的な体重なら、7BARを基準として「7.5」「6.5」と試して、徐々にベストな数値をさぐるイメージです。
ちなみに前後で空気圧を変える人も、多いので研究しがいはあるかと(笑)
なにはともあれ極端に低い、高いのは良くないで、やめておきましょうね~
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