【暴露】トレックマドン9.9インプレ評価(ロードバイク2016年モデル)
トレックマドン9.9の走行性能は?
145万円と言う衝撃価格だけに
しっかりと調べて買わないと怖いですよね、
それでなくても各メーカーの
フラグシップモデルは高価ですから(汗)
こちらの記事でスペックなど書き、
インプレまで書こうと思ったのですが
長くなりそうだったので続きとして
今回の記事に書かせていただきます。
空気抵抗が低いモデルと言う先入観
前回の記事でも書きましたが
トレック2016年モデルのカテゴリーでは
走りと軽さのエモンダがメインで
衝撃吸収性が高い長距離向けのドマーネ、
エアロロードのマドンとなっています。
なので空気抵抗が低いと言うのは
フレーム、ハンドル、シートポスト等の
形状からも予想はできましたし、
最初からエアロロードと知ってるので
そう言った先入観はありました。
なので高速巡航をしたら楽だけど
軽さ、乗り心地などの走行性能は
そこまで大したことないと思ってました。
しかし乗ってみるとその先入観は崩れさり、
「こんなに速いんだ!」と言う感じでした。
漕ぎ出しも軽い
ロードバイクにまたがってペダルを踏むと
思った以上にスルスルっと加速します。
先ほども書いたとおりエアロロードは
空気抵抗が大きくなる高速巡航時以外は
そこまで効果がないと思ってたからです。
ほら、よくディプリムホイールも
30~35キロ以上とかにならないと
エアロ効果を感じられないって言いますよね?
あんな感じで2016年モデルのマドン9.9も
漕ぎ出しはもったりしてるけど
スピードに乗ったら快適と言う
先入観にやられてたからです(汗)
でも違いました、漕ぎ出しは軽いです。
よくよく考えてみると完成車重量
7.2キロってふつうに軽いですし、
アイオロス5TLRのホイールも
CLで1440g、TUで1295gですからね。
このスペックで漕ぎ出しが重かったら
ほとんどの自転車はダメってことに
なってしまいますよね(汗)
空気抵抗ヒャッハー状態
ペダルを数回漕いだだけで
予想外の漕ぎ出しの軽さに
テンションアゲアゲでしたが
エアロロードの肝となる高速巡航は
どうだったのでしょうか?
これこそ先入観のような気がしますが
空気抵抗ヒャッハー状態でした(笑)
ディープリムホイールと同じで
プラシーボ効果のような気もしますが、
高速巡航が楽に感じましたね~
こればっかりは体感なのでなんともですが
タイムを測れば間違いなく効果はあるかと。
それにトレックマドン9.9完成車の
アイオロス5TLRのホイールは
リムハイトが50mmですから。
フレームはエアロ設計で作られており
ホイールもディープリムですから
そりゃ高速巡航は楽だよねって感じです。
ヒルクライムはどんな感じ?
エアロロードなので登坂性能は
サッパリと言いたいところですが、
スイスイと登っていけました。
「え~? エアロロードだよ?」
こんな風に感じるかもしれませんし、
私自身も漕いでてそう思いました。
ただインプレ記事を書くために
スペックをちゃんと調べてみたら
「そりゃ軽いよね」って感じです。
完成車重量7.2キロなわけで
ホイールの重量も軽いですし
ディープリムなので剛性もあります。
軽くて剛性があったらどうなるか?
そりゃヒルクライムもスイスイ登れますよ(笑)
リムハイトが低くて剛性も低い
シマノデュラエース9000C24を履いても
完成車重量が7.2キロ以上の自転車は
それこそ山のようにありますから、
トレックマドン9.9のヒルクライム性能が
悪いわきゃないですよね~
ただ同じ価格帯ならエモンダの方が
走行性能、軽さを重視してるので
ヒルクライムは上になります。
まとめ
単純にフラグシップモデル同士で
比較インプレをしたらやっぱり
エアロロードだよねってなりそうです。
ただ多くのロードバイク乗りは
エントリーモデル~ミドルクラスで、
上位グレードの高級カーボンに
乗ってる人は少数派になります。
なのでエアロ仕様のロードバイクとは言え
トレックマドン9.9の走行性能が
低いわけがないんですよね~
ただ価格は完成車で145万円ですから
トレックだとエモンダ、ドマーネの
最高級グレードも視野に入りますし、
当然、他のメーカーのフラグシップも
検討することになると思います。
そう言う目線で考えると
また違ったインプレ評価になりますが、
私の感覚からすると良い自転車だな~と。
ただ145万円はどう考えてもムリですが(笑)
下手したら嫁が乗ってる自動車よりも
価格が高いんじゃないかな~と(笑)
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タグ:ロードバイク完成車