バレットウルトラ50のインプレと重量、カンパニョーロホイール
カンパニョーロのディープリムの力!
寒波のホイールラインナップには
ディープリムがたくさんあります。
・バレット
・バレットウルトラ
・ボーラウルトラ
この3種類のホイールの後ろに
50、80と言うリム高さに応じた
名称がくつっくイメージですね~
ちなみにヒエラルキーは以下となります。
バレット<バレットウルトラ<ボーラウルトラ
リムハイト50mmの
クリンチャーで比べた場合は
・バレット 15万6000円
・バレットウルトラ 20万6000円
・ボーラウルトラ 42万8000円
このような感じで価格差があります。
それで今回インプレ評価するのは
カンパニョーロ2015年モデルので
バレットウルトラ50になります。
スペックと仕様
ホイールのデータは以下の通りです。
【バレットウルトラ50カルト】
・価格 約23万0000円
・重量 1590g
・リム高 前後50mm
・リム素材 アルミ×カーボン
・スポーク本数 前18H 後21H
ちなみにバレットウルトラ50は
ハブにcultベアリングの物と
そうじゃないタイプがあります。
カルトが23万、通常が20万6000円で
どうせ20万円以上出すならcultって人が
多いんじゃないかな~と感じます、
実際、私が貸してもらった
所有者の知り合いもそう言ってましたし。
高級カーボンディープ買う時点で
金銭感覚がマヒしてるか金持ちなので、
数万円の価格差は小さいんでしょうね(笑)
漕ぎ出しと巡航速度
ディープリムホイールはどうしても
重量が重くなるので漕ぎ出しが
良くないと言う印象がありますが、
高級モデルになればなるほど
軽量化されてるので気になりません。
ペアで1590gですからね~
リムハイト50mmにも関わらず…
カンパニョーロだとゾンダと
あまり変わらない重量ですから。
値段は3倍以上違いますけど(笑)
平地巡航は明らかに楽ですね。
列車を組んで走ったらなおさら
エアロ効果の大きさを感じます、
空気抵抗の少なさがディープの
一番の武器ですからね~
むしろココがダメだったら
バレットウルトラを選ぶ価値がないです(笑)
ただ80と比較をすると
巡航性能は下がるでしょうね、
当たり前と言っちゃあ当たり前ですが。
でも80は1770gと200g近く重いので
エアロ効果と引き換えに失うモノも
多いような感じがしますね(汗)
ヒルクライムと下り坂
ロープロファイルの軽量リムと比較して
どうしても登り坂は厳しくなりますが、
リムハイトが高いぶん剛性はあるので
そこまで厳しい印象はなかったです。
重量的にはゾンダと変わらないですが
剛性はバレットウルトラが勝利ですから。
まあヒルクライム重視なら
シャマルウルトラでも使えば良いわけで
バレットを使う人は違った思惑が
あるからディープを選ぶわけですし。
下り坂ですがカーボン×アルミリムなので
ブレーキングを気にしなくて良いのが楽です。
カーボンリムだとダウンヒルで
ブレーキを効かしすぎて熱で
リムが溶けたと言う話もありますし、
試乗レベルで乗るぶんには怖くて
ガンガン制動できませんから。
試乗ホイールを溶かして
弁償とかなったら終わりですし(汗)
ブレーキングテクニック
シューの種類にもよるんでしょうが、
気を使わなくて良いのは大きいですね。
アルミリムとカーボンの複合だと
どうしても重量は重くなりますが、
ブレーキングに気を使わないのと
価格が下がるのが大きいです(笑)
横風は気にならなかった
最後に試乗した日が
横風があまりない日だったので、
ディープリムの弱点である
横風の弱さは感じませんでした。
ただ横風に関しては
カンパニョーロのテクノロジーでも
どうすることも出来ませんから、
他メーカーの50mmディープと
同じ影響が出ると思って良いでしょう。
まあそもそもディープリムを買う人は
そのあたりのデメリットは織り込み
購入するから大丈夫だと思います。
ただプラス6万出せば
ボーラワン50が買えるので
それを考えると難しいですね~
とか言い出すと
ボーラONE50にプラス13万すれば
ボーラウルトラ50が買えますが(笑)
カンパニョーロのホイールに
限ったことじゃありませんが
キリがないな~と感じますね(笑)
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