ビッグプーリーの効果、バーナーとTNIを比較
自転車のチェーンが通る
プーリーを大口径にすることで
抵抗が減るという説があります。
バーナーはビッグプーリーを
採用することで数Wパワーが上がると
言ってますが自社製品だけになんとも…
人によっては効果が「?」と言う
方もチラホラいるようですし(汗)
クランクのチェーンリングもですが
歯数が多い方が抵抗が減るので、
プーリー大口径化により歯数が増え
走りが軽くなる可能性はあります。
ただ実験データ上は効果があっても
実走で分かるとかと言うと微妙で、
鈍感な人だと差はわかないでしょうね。
ホイール、コンポなどは
効果が大きいので誰でもわかりますが、
大口径プーリーに限らず、他のパーツでも
違いが分からない人はいますので。
それでビッグプーリーは
TNI、バーナーが有名なので
今回はこの2メーカーを比較します。
スペック
両社のパーツの概要は以下の通りです。
【バーナー】
・56000円
・上側13T 下側15T
・カーボン製 70g前後
【TNI】
・15800円
・上側11T 下側15T
・アルミ製 70g前後
バーナー先生レベルになると
クロスバイク1台分と言うお値段
お金持ち御用達のアイテムと言えます(笑)
まあ実際、他のパーツと比較すると
効果が小さいのは確かなので
大口径プーリーに交換する人は
よほどお金が余ってるか
改造マニアで全部やり尽したかです。
tniはアルミなのでカーボンのバーナーより
重いはずですがこの手のパーツは
個体差があり数グラムしか差はないので
両者ともに約70gとしました。
両方とも正規の重量で届いた場合
バーナーがやや軽いくらいで
劇的な差と言うのはありません。
ちなみにカーボンドライジャパンも
ビッグプーリーを発売しており、
上側ローラーが11Tでバーナーより
約1万円安く、重量も若干軽いです。
(軽いといっても数gなので個体差レベルです)
歯数が大きい方が効率は良いので
理屈上は「バーナー>TNI」ですが、
価格差を考えるとtniでも
良いんじゃないかな~と思いますね。
強いて言うと見た目の問題があり
バーナーはカーボンなので
カッコ良いと言えば格好いいです。
ただビジュアルだけなら
カーボンドライジャパンでも良いので、
どれを選ぶかはあなた次第です。
あわてて交換する必要はない
昔に比べるとビッグプーリーを
使ってるロードバイク乗りは増えました。
当時はバーナーが先駆けで
他に選択肢がなかったですが、
今はTNI、カーボンドライジャパンもあり、
選択肢が増えたのも大きいですね。
ただ交換による差が小さいのは確かですし、
プラシーボ効果で走りが良くなったと
感じると言う説もありますので、
無理して買うほどのモノでもないです。
効果が大きいパーツを一通り交換して
ウェア、グッズなどを揃えて、
それでもお金が余ってる、
カスタムする所を探してるなら
最後の砦としてプーリー大口径化を
したら良いんじゃないかな~と感じますね。
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